三たびGoogle Earth、そしてWiiとカーナビ
Google Earthについては、このブログでも何回か紹介していますが(1, 2, 3)、また機能が追加されていました。今回は地図データの更新だけでなく、クライアントのバージョンが上ったのでインストールが必要ですが、それだけの事はあります。
日本周辺。赤い三角は火山。温泉が多い理由が判ります。こういうランドマークが追加されました。
東京駅周辺のアップ。高速道路、鉄道路線、駅等が表示されています。どうやら、地図大手のゼンリンからデータを貰っているらしい(画面下部のコピーライトに注意)。都市部では細い路地の一本一本まで、田舎でも県道レベルは網羅されているようです。これは、正直凄い。十分に地図のかわりになります。逆に「衛星画像を表示しない」というオプションが欲しくなるくらい。
南アルプス、仙丈ケ岳周辺。一つ一つの山の名称、川の名前が表示されています。
上の仙丈ケ岳から、駒ヶ根方面を眺める。こういう3D表示もできます。
建物の3D表示。恐ろしい事に、ある程度の都市であれば、一つ一つの建物のデータを持っているようです。ちなみにこれは私の出身大学の学生寮周辺。ヘンな形の建物が多いので。
という事でGoogle Earthは、以前は衛星写真が見られるというだけで「すごく面白いけど役には立たない」アプリケーションでしたが、精密な地図情報が載せられる事によって、実用性の高いアプリケーションに変化したわけです。今でも、ホテルのアイコンをクリックすると電話番号やウェブページを見たりできますが、カーナビと連動してGoogle Earthで目的地を指定する事ができるようになると面白いと思います。
ここで一つ予言。
近い将来、Googleと任天堂が業務提携するでしょう。そして、任天堂の次期ゲーム機"Wii"で、Google Earth相当の機能が使えるようになります。また、カーナビの会社とも連携して、Wiiを使ってリビングルームにあるテレビの画面でカーナビに目的地を入力できるようになります。カーナビとWiiのやりとりはSDカード経由。
問題点としては、Wiiのメモリが少ないためにGoogle Earthのキャッシュが大きく取れず、反応が悪くなる事。それを回避する為にWiiからのみアクセスできるGoogle Earthのミラーサーバが用意され、ローカルなキャッシュに頼らなくても、各家庭に入っているネットワークが早ければ快適に使用できるようになります。
…(・∀・)マジカヨ
でも、ゼンリンと組んだGoogle Earthは十分キラーアプリになりうるし、MicroSoftとGoogleが組むわけ無いし、Playstation3はあまりこういう事に関心なさそうだし、任天堂とGoogleが組むってのはありそうなんだけどなあ。あと、PS3はそれなりに売れると思います。PS2を買った人の半分位は買うのではないかと。んで、WiiはPS3とは購買層がかぶらないので、どちらも売れるんじゃないかなあ。
尚、「ここで一つ予言」以降の文章は何のソースもなく私が勝手に妄想した事です。この文章を元に株を買って大損したり、「任天堂とGoogleが提携したんだって~」と触れ廻ってウソつき呼ばわりされても、私は一切責任を負いませんのでご了承下さい。さて、当たるかな。
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